私は、台湾で、中国語を習い始めました。
確か、「中華語文補習班」という塾だったかな。
習い始めて半年がたったある日、同僚と、パブへ行って、
早速、小姐に、
「nin 貴姓?」
すると、
「我姓王英。」との返事。
「ああ、王さんか。」
今度は、その小姐から、
「nin 貴姓?」
そら、来た・・・
「我姓zhu(1)nei(4)」
どうしたことでしょう?
まわりにいた数人の小姐たちは、わざわざ、集まって、
笑いこけるじゃありませんか。
何事かと尋ねてみると、
「我姓猪内」(私は豚内です。)と紹介したのです。
つまり、「竹内」の「竹」の「zhu」を、2声でなく、1声で発音したために、
「猪(豚)」になってしまったのです。
それ以来、私は、「豚」になりたくないので、
きちんと、2声で、紹介しています。